前編に引き続き、こちらの記事では株式会社ブラウブリッツ秋田 代表取締役社長 岩瀬浩介のプロジェクト趣旨説明をご紹介いたします(一部抜粋・要約)。

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岩瀬
本日からスタジアム整備に向けた民間資金調達プロジェクト「みんなでつくる!秋田のスタジアムプロジェクト」をスタートいたします。
まずはじめに、本プロジェクトには、本日ご出席いただいております辻󠄀良之様が会長をお務めの秋田県商工会議所連合会様をはじめ、秋田県商工会連合会様、秋田県中小企業団体中央会様、秋田経済同友会様の県内経済4団体の皆さま、そしてブラウブリッツ秋田後援会様ならびに秋田県サッカー協会様にご賛同いただき、資金調達の面でご協力をいただくこととなりました。この場をお借りして、心より御礼申し上げます。

私たちが目指しているスタジアムは、秋田の皆さまの「日常」になるスタジアムです。サッカーの試合がある日だけではなく、365日、県民の皆さまが訪れ、利用できる場所です。スポーツはもちろん、文化、教育、商業、そして防災など、さまざまな機能を併せ持つことで、地域にとって欠かせない拠点となるスタジアムを目指しています。

ピッチでは、Jリーグだけではなく、社会人、高校サッカー、小学生の大会が開催される。さらに、ヨガ教室を行ったり、幼稚園・保育園の子どもたちが裸足で芝生の上を遊んだりする。加えて、Jリーグのシーズン移行後にオフシーズンとなる6月・7月には、屋外ライブ会場としての活用もできるのではないかと考えております。

その中でも大きな特徴の一つが、国内ではまだ十分に活用されていないコンコース(注:観客席の裏側にある連絡通路・外周通路)です。毎年、秋田県内のどこかで大雨による被害が発生していますが、スタジアムのコンコースをインナー化(注:屋内化)することで、雨風をしのげる防災拠点としての役割を担う施設になると考えております。

また、秋田は豪雪地域でもあります。インナーコンコース化(注:連絡通路の屋内化)することで、冬の期間もランニングやウォーキングを安全に楽しむことができ、健康づくりの発信拠点にもなり得ます。さらに、陸上競技をされている皆さまの練習場所として、またグルメフェスやマルシェの会場としても、コンコースを活用することで天候に左右されず開催することができます。

記憶にも新しいかと思いますが、2025年11月23日、秋田市八橋のソユースタジアムで行われた2025明治安田J2リーグ ブラウブリッツ秋田ホーム最終戦・ベガルタ仙台戦では、過去最多となる13,172名の方々にご来場いただきました。当日のソユースタジアムには、これまでのホームゲームでは見たことのない景色が広がっていました。熊被害の影響により、飲食店や観光地での消費が落ち込んでいた中、スタジアムの熱量は、街の飲食店や土産売り場、そして県内全域の観光にも大きな影響を与えることができました。まさに、Jリーグの力を証明できた日になったのではないかと思っております。

同日、秋田商工会議所様と共同で、ベガルタ仙台サポーターの皆さまを対象に経済効果調査を実施させていただきました。約4,800名のうち、25%にあたる約1,200名の方にご回答をいただきました。驚いたのは、隣県にもかかわらず、60%の方が宿泊されていたこと、そして14%の方が初めて秋田を訪れたということです。また、来場された仙台サポーターの皆さまのうち、10代・20代の方が28%を占め、若者が少ない秋田県にとっても大きなインパクトがあったと考えております。このように、仙台サポーターの皆さまには県内各地の観光地にも足を運んでいただき、その魅力をSNS等で発信していただきました。

また、多くのベガルタ仙台サポーターの方々には、秋田のスタジアム整備を応援しようと、前段階からSNSで話題に取り上げていただきました。当日お話を伺った仙台サポーターの方からは、「東北にもう一つスタジアムがあれば、もっともっと東北が盛り上がるだろうから。頑張ってね。」と励ましのお言葉をいただきました。これは、スタジアム(注:ベガルタ仙台様のホームスタジアムはユアテックスタジアム仙台)が、仙台の皆さまにとってかけがえのない存在になっていることを象徴する声だと受け止めております。調査にご協力いただきましたベガルタ仙台サポーターの皆さまにも、この場をお借りして感謝申し上げます。

そしてもう一つ、このプロジェクトで大切にしたいのは、スタジアムを「みんなでつくる」ということです。ご支援いただいた企業の皆さま、県民の皆さまが、完成したスタジアムを訪れたときに、「このスタジアムは自分たちがつくったんだ」と感じていただける場所にしたいと考えております。スタジアムはブラウブリッツ秋田だけのものではありません。秋田に関わる多くの皆さまとともに築く、秋田の未来の拠点です。秋田の活性化につながる新スタジアムを実現するため、本日ここから、「みんなでつくる!秋田のスタジアムプロジェクト」をスタートいたします。
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さあ、秋田に365日誰もが主役になれる「みんなのスタジアム」を一緒につくろう!
引き続き、皆さまの温かいご支援をよろしくお願い申し上げます。